じゃがいもを使った料理で定番なのが「肉じゃが」ですね。作る人が違うと料理の味もそれぞれ違ってきますね。肉じゃが一つを例に挙げても、じゃがいもとお肉だけど使う人、牛肉を使う人、豚肉を使う人、人それぞれですね。
和風料理でおふくろの味と言ったら「肉じゃが」と答える人は多いですね。この肉じゃが、いつ頃から日本で食べられるようになったのでしょうか。レシピを考え出したのは一体誰なのでしょうか。全国に肉じゃがが普及したのは、意外にも近年でした。昭和50年頃というのですから、さほど昔ではありませんね。それでは、肉じゃがが考え出されたのもその頃だったのでしょうか。初めて作られたのは明治時代にまでさかのぼります。世界でも有名な東郷平八郎が、イギリスに留学していたときに食べたビーフシチューを日本でも食べたいと思ったのです。そこで、自分の部下に命令してビーフシチューを作らせたのですが、レシピで使うバターなどの材料もなく、日本にある材料でビーフシチューに挑戦したのです。調味料は、砂糖としょうゆ、ごま油でした。出来上がりはお世辞にもビーフシチューと呼べるものではありませんでしたが、これが肉じゃがのはじまりです。ビーフシチューは再現できませんでしたが、肉じゃがは簡単に調理ができて栄養価も高く、ビタミン不足に悩んでした船乗り達の食事としても広まりを見せました。次第に家庭にも浸透していき、色んな食材を使ったり、味付けもその家庭によって微妙に違い、おふくろの味としての地位を確立したのです。
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東郷平八郎が司令官として、初めて赴任したのが京都の舞鶴市であることから、舞鶴が肉じゃが発祥の地としての宣言をしました。その3年後に広島県の呉市も肉じゃが発祥の地の名乗りを上げました。根拠は、東郷平八郎が舞鶴に赴任する10年前に、参謀長として呉市に赴任している事実があるということからです。ただ、現存する資料が「それ」と確証できるものではないために、舞鶴と呉の両方を「発祥の地」としています。
肉じゃがに使われる材料は家庭によって違います。じゃがいもはやはり煮くずれの少ないメークインでしょうが、人参、絹さやの他に入れる白滝をつきこんにしてみたり、牛のバラ肉を豚バラ肉にして作ったりと、家庭によって違います。味付けも、みりんを使用する人、使わない人など様々です。ですから簡単に作れるレシピはありますが、あくまでも基本的なものであって、家庭でのアレンジで、おいしいおふくろの味を確率させているようですね。
肉じゃがのレシピを紹介します。材料の絹さやをインゲンに変えてみたり、みりんを減らして砂糖を増やしてみたり、お好みでアレンジしてみてください。
※絹さやを入れてから長時間火にかけると、せっかくの鮮やかな緑色がくすんでしまいます。
肉じゃがをたくさん作りすぎて余ってしまった場合、冷凍保存ができませんのでコロッケにしてみませんか? 作り方は本当に簡単です。汁気をきって材料を粗く潰します。それでも汁気が多い場合は片栗粉を少しだけ加えるといいでしょう。コロッケの形にして、小麦粉、卵、パン粉の順につけていき、油で揚げるだけです。おいしい肉じゃがコロッケのできあがりです。
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